マメリシャス二世の成長日記

ひよこ豆のマメリシャス二世です。どうぞお見知りおきを。

20240411

そのときは突然、訪れた。

今年は天気があまりよろしくない気がする。

エレベーターで上階に住むご夫婦と乗り合わせ、

「こんなに天気悪いと寒いし、桜も咲かないわよねぇ」
「そうですよねぇ(うちのマメリシャスも育つかどうか心配で)」
「洗濯物だって乾きやしないし」
「そうなんですよねぇ(うちのマメリシャスも湿気がだめなんですよ)」
「本当、今年の天気はおかしいよ」
「はやく晴れて暖かくなって欲しいですよねぇ(洗濯物と桜と豆のために)」

たった十数秒でそんな会話をたしなんだ日もあったほど曇り空で肌寒い。

だから晴れた日が嬉しかった。
ほらマメリシャスや、日光だよ。暖かいよ。今日はたっぷり日をお浴び。

朝、いつものようにスプレーで水をやり窓の外に置いた。そこから数時間後。

(下へつづく)

 

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ああああああああ! 枝葉が!!!

見るからにグンニャリと折れ曲がっている。丸まっているし、青々とした緑がくすんだ深緑に。

これまでの状況や写真を見て気づいた人がいたらすごいと思うが、土がやけに白いのはおわかりか。
*この写真は後述「処置」後なのでわかりづらい(前日までのほうがわかりやすい)

7日付の日記で書いたように「湿気や乾燥」がどこまでのことだかがわかっていなかった。
ただ、いのちあるもの「最低限の水は必要だろう」という私見のみ。

だから、水やりというよりかは観葉植物よろしく「スプレーで多めに水をあげていただけ」。

そしてこの日はよく晴れた。
数時間で土にあった水分はよく飛んだと思う。

そう、マメリシャス二世、瀕死。

慌てた。100均だから後悔はないとか言ってたのにめちゃくちゃ慌てた。
あらためてネット検索をしたら、今更そんな水のやり方ではだめだったと知った。

どうしよう、生きて!
豆なんか収穫できなくてもいいから、生きて!
事故や災害にあった家族を想うようにザバザバと水をかけながら(だからそういうのもあかんて!)必死で救済処置の方法を探した。

肥料をやればいいというが、そんなもの我が家にあるはずない。
急ぎ代用できる肥料はないか。冷蔵庫の中を覗いてみたり。

「天ぷらを揚げたあとの油でも良い」

画面に表示された代用品は、背後で昨日ごぼうかき揚げを作ったあと処分しようとしていたそれのこと。渡りに船!

少量をマメリシャス二世たちの足元に垂らした。
ごめん、私が浅はかなためにみんなを危険にさらしました。本当にごめん。そう声をかけながら(嘘じゃないです)。

西日が悲しさを助長させる。